小規模事業者持続化補助金採択のコツ5

小規模事業者持続化補助金を申請してみた ⇒ 採用されました その5

後述する「経営方針・目標と今後のプラン」は、「顧客ニーズと市場の動向」と「自社や自社の提供する商品・サービスの強み」の内容を受ける形{採点者が(顧客ニーズと市場の動向が○○だから、△△という自社の強みを活かして□□という販路開拓行動をとろうとしている)と読み取れるような形}で記載する必要があります。そのため「顧客のニーズと市場の動向」と「自社や自社の提供する商品・サービスの強み」は、加点要素の観点から非常に重要です。

 

顧客ニーズと市場の動向

 

【公募要領】に記載例からは、・競合・対象顧客・対象顧客のニーズ(及びウォンツ)・市場動向・過去から将来への見通しを記載しなければならないことがわかります。

競合は、具体的な競合を数社ピックアップして説明します。具体的な競合をピックアップするのが難しい場合には、業界新聞などの情報源を明記して競合がどのような状態なのかを記載します。(なお、「自社や自社の提供する商品・サービスの強み」の欄でSWOT分析を行う場合には、ここで記載する競合が前提となります。競合との違いを表にして説明する場合には、矛盾が生じないように注意が必要です。)

複数の事業を行っており、それぞれに対象顧客が分かれている場合には、事業毎に具体的な商品やサービス、対象顧客を書き、今回の補助金におけるターゲット(対象顧客)が誰なの明確にしてください。

対象顧客のニーズ(及びウォンツ)は、具体的に記載してください。(業界新聞などを参考にするとイメージがつきやすいです。)

市場動向は、客観性を持たせるため、行政が発行する統計資料などを利用するとよいです。その際には、出典を明記してください。

 

自社の商品・サービスの強み

 

【公募要領】に記載例からは、・自社の強み・自社の商品やサービスの強み・顧客に評価されている点を記載しなければならない点が読み取れます。

自社の強みはや自社の商品やサービスの強みも、審査員の読みやすさを考慮して、小見出し・箇条書きで記載するとよいでしょう。自社の商品やサービスの強みを書く際には、その強みがお客様にどういうメリットをもたらすのかの観点から記載してください。(特に開業間もない方や新しいサービスを導入する場合には、顧客視点で記載して有用性を明確にしてください。)

顧客に評価されている点は、実際のお客様の声を記載してください。アンケートを利用したり、可能であれば取引先などからコメントをもらうとよいと思います。

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